2008年1月20日日曜日

いびつな世界

とある冊子で興味深い記事を見つけた



ペットボトルの緑茶のCMはなぜ京都なんだ?という。
内容を要約すると、緑茶の主な産地は静岡や鹿児島なのに、TVCMでは和服姿の女性や男性が、特に女性が京都の祇園の女将にお辞儀の仕方や京舞などを習って、優雅な着物姿でペットボトルをラッパのみ寸前の姿で登場するというCMがこの種の緑茶飲料の主流になっている、と。
なぜ京都?やはり、一般的に想像しやすいのは京都なんだろう。
でも静岡や鹿児島の人がこのCMを見て違和感を感じてるんだろうか?多分感じていないんだろうなぁ。



この著者はもうひとつ言っていた。
このような場面でしか着物が効果的役割をしない。そして昔は正月といえば、仕事始めまでいつもは着ない和服を着、近所でお互いを訪問をし、おせち料理を食べる。そして子供は公園で凧揚げや、こま回しをしたものだ。
確かに自分が小学生のころは、和服はともかく、近所を訪問をし、おせち料理を食べ、もらったお年玉でおもちゃ屋に行き、おもちゃを買い、こま回しを近所の友達としたものだ。今はおそらくなくなりつつある文化だろう。特に子供のくだりはほぼ消えているんだろうな。。



今の小学生くらいの子は、正月は何をして遊んでいるんだろう?凧揚げをしている姿など、ほぼないんじゃないんだろうか?
やっぱりゲームなんかな・・・。パソコンを使ってこれを書いている身としてはあまり大きな声でいえないが、おかしな世の中になっていっているな。
だからこの文化は残していかないといけない文化だとも思うな。



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