目です、目
今日は朝から帰るまでずーーっとパソコンの前に座って仕事をしていた。
ある製薬会社の新薬の申請に使う書類を作成した。
紙ベースで入稿されてそれをスキャニングして修正していく。どんな薬なのかは内容が英語ばかりでよくわからないけど、とにかく原稿が汚い。汚れていたり、斜めにコピーされていたり。
それを汚れをきれいにツールで消して、斜めになってるのをまっすぐに直してあげるのが仕事。
厚生労働省に提出する書類だから中途半端なものはダメらしい。なら初めからきれいにコピーして欲しいところだけど、本社のオランダから送られてくる資料なのでどうしようもないとの事。オランダ人が汚くコピーしたのである。う~む。
マウスを握り締め画面を凝視しつつ、汚れを探して消しゴムツールで消していく。そういう単純作業が今日のお仕事。
でも結果、きれいに作って厚生労働省から一発でOKが出れば新薬の申請に進めると言うことなので、何の薬か知らないが、世の中の人の役には立っている仕事なのだ。逆にここで自分達がミスをすると結果的に間接的だけど多大な人に迷惑がかかるということも心に留めていけないことを知った。
前回同じような仕事で、ある新薬の申請が通ったと言うのを新聞で見た。つまり新薬の使用が認められたと言うこと。
あーーーこれオレらがした仕事だーー!!とスタッフで言い合った。感慨深かった。その薬はピルの一種でそれによって日本の女性達がいろいろな問題から少しでも解決の糸口が見つかるのだなぁと思うと本当に嬉しかった。
この仕事をしていてお客さんから喜んでもらえるのが一番の励みになる。それが直接的であっても間接的であってもだ。