2008年9月23日火曜日

そこにあるべき音楽

Dscf1167



←写真はアルバムにリンクしてます


京都行脚



河原町で昼ごはん。前回行った葱や平吉へ。
ランチは意外にも夜と全く顔が違った。うどんメニューがたくさんあり、日替わりは1品のみ。他はちょっとお高めのお昼ごはん、と言う感じの定食。日替わりを頼みました。
果たして昼も山盛り葱が来るのか?と楽しみにしていたら来ました~!詳しくは左の写真からたどってみてください。
結構なボリュームでおなか一杯になったところで今日の目的地、芽亜里本店に向かって歩く歩く。



場所は荒神口の近く。
京都の山越と言うところに通っていた時期が昔あって、そのころよく帰りに寄った店。久しぶりに行っても全く変わらず。エスニック雑貨屋さんです。



ここで真鍮のスプーンとフォークとペンダントトップを購入。



さて、それからわき道にそれ萩祭りをしている神社へ。
そういう季節なんだなーとササッと見て出町柳へ。



ここから予定にはなかった行動に。
京都本を持っていってたので何か面白いところがないか探すと修学院の方にパン屋がある。チーズにこだわっていると書いてあるではないか!!それがパン屋さんにしては新鮮だった。
写真に載ってる店主の人柄もよさそうなのでそこへ向かう事にした。



叡山電車、久しぶり。大学時代京産生だったので毎日これで通ってました。片道約2時間近くかけてよーかよってたわーって今にして思う。



一駅手前、一乗寺で下車。一乗寺と言えば本屋さんというくらい有名(自分の中では)。
でも今日はとりあえずスルーして修学院の方へ向かう。



この辺り、人と人とのつながりが色濃く残っている地域に思える。商店街らしきものがたくさんあるし、タバコ屋や八百屋も健在。昭和の面影を残しているいい土地だなーと思いながら・・・道に迷う。。



携帯のナビを頼りになんとか到着。
サラ・ムーンというパン屋さん。



中にいらっしゃいました京都本に載っていた店主。イートインもできるので中で食べさせてもらう事に。



実は店に着いたとき、店主はピアノを弾いていた。それもラグタイムというまれな曲調な物を。
それが聞きたくて聞きたくて頼んだパンと(温めてくれました)アイスコーヒーが出てきてすぐに音楽話を。



熱く語ってるうちに、お客さんが入ってきた。常連さんのようだ。パンとワインをご注文。いいですなーこういう空気。
そのお客さんからラグタイムって何?とあったので、店主に無理やり弾いてもらいました。
”RagtimeNightingale”
この曲が弾きたくてピアノをやり始めたとか。
いやしかし、ラグタイムってのん気な曲かと思っていたらこれが哀愁があっていいのです。もしかしたら昔の曲なんで(1915年Copyright)歌があったのかも。あるなら歌詞が知りたい。
じゃあおあいこと言う事で何か弾いてください、と振られたので季節柄”AutumnLeaves”を。



なんかそういう空気がとてもよかった。普通にじゃあ演奏しましょうか、みたいな。昔のアメリカの酒場とかはこういう雰囲気だったんだろうか?
昼間からワインを飲むおじさん。
そこに流れるピアノの音。
とてもステキだと思います。こういう音楽こそ、そこにある音楽。わざとらしくもなく、控えめに流れる音楽。そして京都のはずれという場所柄かもしれないけれど、ちょうどいい感情的な体感温度。すべてが合わさってそこに音楽がある、という。



前に行ったSoleCafeでのライブでも同じ感覚を味わった。
ちょっと遠いけど、いい場所を見つけた。
有意義な一日だったな~またこよう。



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