2008年11月12日水曜日

ミレットでのえらい難しい話

新しいカテゴリーを作った関係で一つ前の記事と分割しました。





話すのって大事だなって改めて思った。話せばその人がよりわかるし、自分も改めて気づく事が多い。



お2人とも自営業だから当たり前だが決まった休みと言うのがないと言ってはった。サラリーマンの自分としては休みがあって当たり前で、休みがないという考えが浮かばない。でも彼女達は休みって何?と言う感じで。
常に毎日が仕事で、でもそれを仕事とはあまり捕らえてなくて。いわばそれは”日々”なのかもしれない。
今は当たり前に、出勤して、何かをして、休憩があって、がんばって、残業して、家に帰って、という”仕事”と言うサイクルが出来てしまってるけど、本来人間は彼女達も言ってたように労働と言う時間に縛られるのはおかしな話。

は、生きていくために何か行動する、それが報酬(現金だけではない)を得る事につながる、というサイクルで生活していた。村の中で野菜を作る人や猟をする
人、それぞれ役割分担が決まっていて、その中で当たり前に行い当たり前に一日が終わる。そして足りない部分は補い合う、そういうのが本来の人間の姿なんだ
ろうなと思う。
それに近い事をしているのが自営業者で、人間として一番素直な生き方なんだろうな。



でも今の世の中それを実行する事が逆にすごく難しくなっている。そしてそういうことをしている人を、例えば~ってちょっと変わった人だよね、とか、~は楽でいいよね、などど見る人が多い事も事実。

れど、そうしている人は、別の意味で決して楽ではないし、だけどどんなお金持ちよりも権力がある人よりも誰よりも人間として幸せなんじゃないかと思う。
だってカフェ、パン、農業、建築家、その他諸々、会社に属するのではなく自分で生きる術を使って生きている人の顔は真剣で、そしてみんなステキだ。



今自分はそれには及ばない生活をしているけど、今の時代にあった形は色々あると思う。だから、それに向かう形で今出来る事で少しずつ何かを変えていったり、工夫したりしていこうかと思っている。



生きる事、それは生かされる事ではない。



0 件のコメント:

コメントを投稿